
バッティングの時に一生懸命バットを振っているのに、ボールに中々バットが当たらず、お悩みの皆さんへ。バッティングを上達したいけど、頑張っているのに上達できずにボールが当たらない皆さん
本記事では下記の内容を解説していきます。
■目次
私は、元NPBの野球選手で海外でのプレーも経験してきました。
日本のプロ野球にいる間に、名球会に入っているレジェンドの方々にも教えていただいてきていますし、
今現在子供達を教えている観点からも有益な情報をお送りできると思います。
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バッティングでボールに当たらない時の改善方法【わかりやすく教えます】

■(1)バッティングでボールが当たる方法
ボールを当てるためには、まずはバッティングの体の仕組みを知るべきです。
一番は顔をできるだけ動かさない事です。
そして、軸足に重心をしっかり置いてバッティングする事です。
まず絶対的にボールが当たらない人は、顔の位置がブレている選手がとても多いです。
顔の位置がブレると動いてるボールに自分も動いてボールを当てなければいけないので、難易度はかなり上がりボールが当たりません。
ボールは向かってくるので、バッターは引き付ける必要があります。
顔が動く選手は引きつけて打つという意識がなく、ボールを強く打ってやろうとして自分から向かえに行っている選手ばかりです。
または、空振りしたくないから当てにいく事により前に出てしまう選手ですね。
しっかりと引きつけようとしているのに当たらないという選手は、打ちに行った時に後ろの肩(右打ちは右肩、左打ちは左肩)が早く出る事です。
正確には後ろの肩が出るという事は、軸足に体重が残っていないので、軸足を使ってスイングを始動できないので、体を煽るように開いて振ってしまうのです。
結局のところ軸足に重心がなく引き付ける事ができないので顔はブレるし、後ろの肩は出るし、開くしといった、悪い形になります。
軸足に重心があり、顔が止まったまま打てるようになれば、自然とボールは当たるようになります。
練習をたくさんする
バッティングでボールを当てるようにするには、もちろん理屈、理論も大切ですが、やっぱり練習はたくさんした方が良いです。
なぜかというと、野球はピッチャーが投げてからバッターの所に届くまでは150km/hであれば、約0.4秒程で届きます。
振り出すまでの時間でいえば、0.2秒程の世界だと思います。考えてる時間はありません。
そして、体というのは脳からの指令で動いているわけですけど、反復練習を繰り返していけば、脳からの指令スピードも速くなってきます。
そうすると、反応がよくなり、反復練習によって体が覚えているので、考えていなくても打てるようになります。
野球は、プレーが止まるスポーツなのでどうしても間ができるスポーツです。
その間に次なる手を考えるわけですけど、その時に自分のフォームの事を考えていたら、勝負になりませんよね?
それも踏まえて、ボールが当たらないのを改善するためには反復練習をたくさんする方が良いです。
ちなみに、プロ野球のキャンプなどではベテラン選手でも1日300球は打っていたと思います。
若手は1000球は軽く超えていたと思います。毎日です。参考までに
練習方法はたくさんありますが、闇雲に練習しても間違った方向に練習していてはゴールは遠くなるだけです。
上達するためには、結果を元に次に何をするかを考えていかなければなりません。
例えば、右に進めばゴールがあるのに、左に進んではゴールにたどり着く事ができませんよね?
間違った練習をして、何も得られないかと言われればそんな事はないので、とにかく練習をやってみるというのも大切ですが、今の時代情報を入手しやすい時代なので、
できれば間違った練習、間違った方向に進んでいかない事が、選手はより成長できると思います。
練習方法
おすすめの練習方法は、『バッティングティースタンド』を使う練習方法がおすすめです。
他に体重移動を覚える為にオススメなツールもあります。
理由は、置きティーだとまずは止まった球が打てるので、自分から向へにいかなくて打つ事ができます。
しっかりと軸足に重心を置いて打つフォームを固めることもできるし、練習のバリエーションがかなり増えます。
まずは、外甘(アウトコースの甘め)に設定してそれを右バッターならセカンドとセカンドベースの間ぐらいにライナーを打つ練習をしてください。
左バッターは、ショートとセカンドの間ぐらいにライナーです。飛んでいるコースがあっているなら、そこにホームランを打てるように打球の角度をつけても構いません。
その次は、軸足の前にボールを設定してコースは内甘(インコース甘め)においたボールを真横に打ってください。
ポイントはは、軸足を上手く使う事です。
軸足に重心がなければ全く打つ事はできません。前に突っ込んで後ろ肩が出てしまうような選手はまずできないので。。
置きティーはこんなので良いと思います。
個人的にオススメのメジャーリーグ球団が使っているこれです
プロの時に使っていたのはこのタイプのが多かったですね。
オススメは二番目のメジャーリーグ球団も使っているものです。
重りを通すと倒れないし、耐久性が抜群なので一番長く使えると思います。
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■(2)ヒットを打てる確率を上げる方法

強い打球を打てるようにする
強く速い打球が打てれば打てるほどヒットの確率は高くなります。
極端な話、野手が一歩も動けないぐらい痛烈な打球を打てば、正面の打球以外全てヒットです。究極はこれがヒットの確率を上げることです。
体の中で、腕が曲がったところでボールを捉えるようにすれば打球は強くなっていきます。
体の近いところで捉えた方が、ボールも長く見れるし、押し込む事ができるのでボールに力が伝わりやすくなります。
ティースタンドを使って練習する方法としては先程の練習で行ったセンター方向よりやや逆方向に打つ練習でどんどんポイントだけ近づけていく方法です。
腕が伸びてるような場所でボールを捉えているような選手はもっと強い打球が打てるようになりますよ。
トレーニング(筋力up)
何を言おうと筋力があって柔軟性もあって、出力が上がれば上がるほど力は伝わるわけです。
鍛える場所としては股関節周りと肩甲骨周りの筋肉が強い方がいいですね。
背筋だったり臀筋、大腿四頭筋だったりとたくさんありますが、、、
プロ野球選手の場合のトレーニングは力をうまく出せるようなトレーニングが多いと思います。
細かい所を鍛えて怪我しないようにだったりとしてるイメージですね。
レベルアップをしていきたいなら、股関節周りと肩甲骨周りを中心に、大きい筋肉を鍛えていけば問題ないです。
トレーニングの際に注意して欲しいのは、とにかく栄養をしっかり取ってください。プロテインは当たり前です。
私はこれを飲んでいました。プロの時は結構これを飲んでる人が多かったです。
参考記事 ゴールデンタイム この記事を読むと大切さがわかります
後はこのプロテインもおすすめですよ
120食分でこの価格なので、一日2回飲んだとしても2ヶ月分になります。
私感的意見
これは私が感じた事ですけど、少しずれますが、体重が多い時はバッティングが良くて、打率も良かったです。
ホームランバッターって少し太ってる人だったり体が大きいイメージありますよね?
結局、力学的に重たいものに当たった方が衝撃って大きいんですよ。
投手が投げたボールにバットが当たる時に衝撃があるわけですけど、バット側の物が重ければ重いほど投手の球に負けずに反発してくれるわけです。
打球が速い方がヒットになりやすいから、結局体重が多い方が有理ではありますよね。
あくまでバッティングだけですけど、、、選手としてはバランスが取れてる方がいいですよね。
どこを長所にしてとかもあるので、一概に何が良いとかはいえないですけど、体重がある方が強い打球は飛ばしやすいっていう事です。
まとめ

バッティングでボールが当たらない時の改善方法として記事にしましたが、
- 軸足に重心がある
- 頭が動かない
- 反復練習
- 強い打球を打てるようにする
- トレーニング
といった感じでまとめました。野球にしても、他のスポーツにしてもとても複雑ですが、
理にかなって練習をたくさんする事で、必ず成長していきます。
これからも今までプロ野球で学んできた事を皆さんに還元できていけたらいいなと思い、情報発信していきます。
最後までありがとうございました。