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【MLBでは当たり前】置きティーの効果!元プロ野球選手が解説

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アドセンス

【MLBでは当たり前】置きティーの効果!元プロ野球選手が解説

置きティーってどんな効果があるの??

なんの為にその練習をするの??

置きティーを使った練習は知っているけど、なんでその道具を使うのか詳しく知っていますか???


いまいち知らない人はこの記事を見ていただければ、ある程度わかると思います。

プロ野球選手を目指していたり、もっと上手になりたいと思う人達は見てください。


もし知識がある人は特に見なくていいと思います。

基本的な事と、私の実体験を元にした知識になるので興味がある方だけこの記事を読んでいただければと思います。


ちなみに私は元プロ野球選手で海外でもプレーしたりと経験は比較的多めなので興味がある方は最後まで見てください。Profile

この記事でわかることは下記の様なことです。

私が今まで経験して見てきた物、一流選手から聞いて学んできた物などからの理論になります。

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置きティーの効果とは

ここでは置きティーを使うことによって得られる効果を3つあげます。

置きティーで自分のスイングを覚える

まず置きティーで得られる効果として一番高いのは反復練習ができる事により自分のフォームを体に刷り込ませれる事です。

そして、自分のフォームを覚える事ができます。

なぜならば、ミートポイントを同じ場所に設定する事ができ、打つタイミングも自分手動で取る事ができるので、フォームの再現性を高める事ができるので、自分のフォームを体に覚え込ませることができます。

そして、反復練習をすることにより神経回路ができてくるので、意識しなくても自然と体が動く様になり、体に覚えさせれるという事です。

そうすると、試合でフォームの事について考える必要がなくなるので、配球や状況判断に思考を持っていく事ができる為、いい結果が生まれやすくなるわけです。

正しいフォームで打つ事が出来ていれば成長スピードはかなり速くなります。

だから、選手はルーティーンワークを作り同じ練習をして他の事を考える事ができる余裕を作り出しているわけです。

置きティーでは自分のスイングフォームを作り覚えていく事を意識するといいです。

練習したいコースを的確に練習できるため効率がいい

置きティーを使う効果として、練習したいコースを何度も打つ事が出来るので重点的にコースを絞って練習をする事が出来る利点があります。



本来スイングは簡単に考えた方が良いので、コース事にどの様に打つ!と言うよりも来た球に逆らわずに打つ事の方がいいわけです。


皆さんもプロ野球選手のインタビューなどで、来た球に逆らわずに打ち返しました。などの言葉を聞いた事ありませんか?


活躍している選手はフォームの事に意識はなく、配球や状況判断に思考を使っているので、フォームなどをここでは右足の使い方をこの様に速く回してなどの考えは無く、振り返るとそうやていた意識と言うだけで、感覚的には来た球をそのまま打ち返しているだけなのです



しかし、考えていなくてもあるピンんポイントのコースに来るとフォームが崩れて変なフォームになってしまう事もありますよね?


そこで置きティーを使うと、同じコースを何度も反復練習する事が出来、苦手なコース、又はフォームが崩れてしまう様なコースを重点的に練習できるわけです。



例えば、低めを打つ時だけ体が潜るからバットを煽ってしまってフライが多い。
逆に、低めの時は軸足がめくれるのが早いせいで、後ろの肩が出てくるのが早く、引っかけのゴロが多くなってしまう。などなど、、、、


投手も打者のフォームを崩す為に、あの手この手で変化球を投げたり、ボールを出し入れしたりして崩しにかかってくるわけですが、各コースを正しいフォームで打つ事ができれば、ヒット性の打球を打つ事ができます。

だから、MLB選手などはコースを色々変えながら置きティーの練習を取り組むのです。

参考としてこちらの記事も見てください

【必見】置きティーの正しい位置!知らないと損

置きティーなら一人でも練習できる

効果というよりもメリットになりますが、読んでいる読者の方も分かると思いますが一人でもできる練習になります。

野球は、中々一人ではできる練習が限られていると思います。

一人で困る事ありませんか?


バッティング練習したいけど、投げてくれる人がいない、、、パートナーがいなくて困った事ありますよね?

私が小さい頃は、素振りしか選択肢がありませんでした。そして、こそっと隠れて練習する事に意義があるとも思っていたので尚更です。中学生の時は毎日200回素振りする事を自分で決めてひたすら素振りしていました。

結果としてプロ野球選手になれましたが、この置きティーがあればもっといい練習をできていたと思います。

素振りも時には必要だと思いますし、プロ野球の時でも海外でプレーしている時でも実際やっていました。

しかし、2000安打を打った名球界の方が

Point

素振りなんていう空振りの練習をするな!!!

ボールを打ちなさい!!!

と言われた時はとてもビックリでした。

そして、ボールを打つ事で打球の角度やボールにバットを入れる角度を日々鍛錬するべきだったなと思います。その事を考えてもボールを打つ事がいかに大切かわかります。

余談ですが、名球界に入られている守備の名手の方が仰っていた事ですが、

皆さんはグラブを置く時どの様に置きますか?

開いて立てて置いたりしませんか?

型が崩れるからと言ってそうやっておく人多いいですよね?

でもその名手の人は必ず閉じて置くんですよ。

なぜかわかります???

開いて立てて置いたらそれボール転がるだろ!
エラーしてるじゃないか!!

だから必ずボールを挟んでおいて置くんです。

実は、この方がボールが納まる様にグラブの形が変わっていくので、エラーしないで勝手にボールが入っていく様になるんです。

話を戻すと一人でもできる練習の中で、置きティーはかなりいい練習です。
私も海外でプレーしている時は、一人バッティングケージで良く練習をしました。

MLBの選手でもルーティーワークとして置きティーはよく使っています。

置きティーなら最悪ボール1球あれば練習する事が出来て、とてもいい練習が出来るので、かなりコスパがいいです。

人やマシン相手の方がいい練習ジャンルもありますが、間違いなく基本を覚えるなら置きティーが一番いいです。

私はメジャーリーガーがカッコいいと思っっているのでMLB御用達のタナーティーがオススメです。紹介して置きます

メジャーリーグに憧れている方達はこのタナーティー、オススメですよ。

置きティーで練習してみてください。

MLB選手はこんな練習をしていた

日本でもチーム事に違ったり、コーチによっても違います。あくまで一例として実体験を元に紹介していきます。

メインのグランドで打つ前は置きティーorフロントティー

先ほどから置きティーが良いと述べてきていますが、日本のプロ野球選手がグランドでする様なティーバッティングはほとんどありません。


中には少しやる選手もいますが、ほとんどの選手はケージ、いわゆる鳥籠で前もってバッティングをしてきます。



そして置きティーで練習をするか、フロントティーのどちらかです。
フロントティーというのは名前の通り正面からトスしてもらい打ちます。


もちろんネットを置いて、腕だけが横に出ていて下からトスします。


この練習が、基本的な練習方法です。


海外の選手から言わせれば、だってピッチャーは正面から投げてくるだろ?
との事です。


日本でよくやる斜め横から、トスする練習方法はほとんどやりません。

トップ選手でも斜め横からくるボールをどうやって打ち返したらいいかわからなくて、うまくネットの方に打ち返す事が出来ない選手だっています。

実に理にかなっているなと思います。

先ほどの空振りする練習するな!やエラーしてる!

などと同じで、いかに実戦に近くするのか?という事が大切だという事です。

日本では馴染みが少ないフロントティーをしている動画を参考に上げて置きます。

バッティングは5swing×4round(例)

これも一つの例です。ぜひ参考にしていただければいいなと思います。

私が日本のプロ野球にいる時にこの様な練習はしていませんでした。

バッティングでシーンを考えたバッティングを毎回しているのは驚きました。

アメリカの選手は正直イメージ的に適当にバッティングしているイメージだったので想定外でビックリしたのを覚えています。
(後にアメリカは実はデーターとかを活用して細かい所もある事を知っていきました、正直日本のプロ野球よりもデーターを活用して選手の起用などは考えているなと思いました。)

実際にバッティング練習はこんな感じでした。

バッティングが始まる前にバント ×4

送りバント  ランナー1塁  ×1
       ランナー2塁   ×1
スクイズ            ×1
セーフティーバント       ×1

バッティング

1round  逆方向に打ち返す ×5
2round  ヒットエンドランでランナー1塁 ×1
             次はランナー2塁 ×1
      ランナー三塁でランナーを返すバッティング ×1
      タッチアップできるフライボール ×1
      フリーで好きな様に打つ     ×1
3round       センター方向に打つ       ×4
      フリーで自由に打つ       ×1
4round     フリーで自由に         ×4
      逆方向に            ×1

この様な感じでバッティングしていました。
日本ではこう言った練習はやった事がありませんでした。

メジャーで無く私がアメリカでプレイしていた独立リーグでもこの様なやり方で、毎日のペースで逆方向からこの様な感じで練習していたのを覚えています。

あくまで一つの例としての練習方法です。

これからプロ野球選手、またはメジャーリーガーを目指している様な選手は是非ともこの様な練習も参考にしてみてください。

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オススメの練習動画

Mike Trout選手はAngelsのスーパースターです。

ちなみにMike Trout選手はMVPに3回も選ばれていて、昨年の2019年に事実上の生涯雇用として、アメリカスポーツ史上最高額となる12年総額4億2650万ドルで契約延長した、メジャーの中でも正真正銘のスーパースターです。

1ドル=108円計算でおおよそ500億円の契約になります。

ここでは、ルーティーンとして紹介されています。是非オススメなのでご覧ください。
おすすめの動画として紹介しておきます。

まとめ

OAKLAND, CA - MARCH 29: Mike Trout #27 of the Los Angeles Angels bats against the Oakland Athletics at Oakland Alameda Coliseum on March 29, 2018 in Oakland, California. (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)

今回の記事で、置きティーのメリット、効果は分かりましたか?


置きティーは野球界のトップのメジャーリーガーが愛用している練習方法です。


自分のスイングフォームを体にすり込ませて、効率よく練習していく練習方法です。


だからこそ、有効に活用していきましょう。
目指せメジャーリーガー!!!!!!!

タナーティー

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